MESSAGE
福祉を、
続けられる仕組みへ。
介護の現場から、ケアマネジメント、施設運営、組織運営、そして福祉教育へ。立場を変えて福祉に関わるなかで、制度と現場のどちらか一方だけでは、続けられる支援にならないことを学んできました。
Welfare Link Design 代表
荒川 卓己

01
FROM THE FIELD
現場で感じてきたこと
介護の現場では、制度に沿っていても、日々の仕事の流れや人員、本人と家族の状況に合わなければ続かないことがあります。一方で、現場の善意や経験だけに支えを任せれば、担う人に負担が偏り、仕組みとして残りません。
制度か現場かを選ぶのではなく、両方を確かめる。本人にとってどうか、支援する人が続けられるか、組織として支えられるかを同時に考える。その視点が、私の仕事の出発点です。
02
ANOTHER VIEW
立場が変わると、見えるものも変わる
介護現場、ケアマネジメント、施設運営、法務・コンプライアンス、規程整備、新規事業、人材育成、福祉教育。それぞれの立場で、同じ出来事の見え方は変わりました。
本人には暮らしの選択があり、家族には生活があります。支援者には専門職としての判断があり、管理者には現場を支える責任がある。組織には継続の条件があり、制度には守るべき基準があります。
どれか一つだけが正しいのではありません。異なる価値や立場は、そのまま共存してよいはずです。違いをほどき、どこを結び直せば次へ進めるのかを考えることが必要だと感じてきました。
03
WHY WLD
Welfare Link Designを始める理由
Welfare Link Designを始めたのは、何か一つの専門性で答えを出すためではありません。現場の声、制度や根拠、教育、組織の状況、そして必要な専門性を、課題に合わせて結び直すためです。
相談を受けたとき、最初から答えが決まっているとは限りません。状況を聴き、何が起きているかを整理し、実行できる選択肢へ落とす。実行したあとも振り返り、現場で続けられる方法へ整えていく。それが、WLDが担いたい仕事です。
何を選ぶかは、本人や組織が決めることです。WLDが担うのは、判断材料や選択肢を示し、対話を重ね、決まったことを実行できる形に整えることだと考えています。
04
WHAT MATTERS
大切にしたいこと
私が大切にしたいのは、専門家が「正しい答え」を一方的に渡す関係ではありません。相談する人を、答えを持たない弱い立場として扱わないことです。
それぞれが持っている経験や迷いを言葉にし、必要な情報と選択肢を並べ、一緒に考えられる状態をつくる。担わないことや、別の専門性につなぐことも含めて、誠実に判断したいと考えています。
CLOSING
福祉を、続けられる仕組みへ。
制度も、現場も、人も、組織も。どれかを置き去りにせず、福祉を続けられる仕組みへ。Welfare Link Designは、そのための整理と実行を、ともに進めます。
Welfare Link Design 代表 荒川 卓己